作業ブログ：2025/06/22
埼玉県・神奈川県・東京都全域でエアコンクリーニングを行っている清掃業者、株式会社CLEAN PLUS ONEの小野澤です。
今回は、川崎市麻生区の住宅に設置されたPanasonic製エアコン「CS-EX402C2-W（2012年製）」の分解洗浄を実施しました。
◆ お客様からのご相談内容
「風の匂いが気になってきた」と相談いただきました。
PanasonicのEXシリーズは高性能なモデルではありますが、長年使用すると送風ファンや熱交換器の奥にカビやホコリが蓄積し、冷房効率や空気の清潔性が損なわれていきます。
今回作業前のチェックで発覚したのが送風ファンの割れ。カビが気になって拭き掃除をしようとした際に、ファンを傷つけてしまったり、ティッシュペーパーが巻き込まれてエアコン内に詰まってしまうなどといったトラブルが増えております。
◆ Panasonic CS-EX402C2-Wの特徴
このモデルは2012年製のハイグレードエアコンで、ナノイー・自動お掃除機能などを搭載しています。ですが、お掃除機能はあくまでフィルター表面のホコリ除去のみのため、内部ファンや吹き出し口の汚れは蓄積していきます。
特に10年以上使用していると、カビ・油分・ヤニ・ホコリが層のようにこびりつくため、通常の表面清掃では限界があります。
◆ 室内環境と設置状況
設置されていたのは集合住宅の洋室で、壁上部に取り付けられていました。使用頻度が高い部屋とのことで、冷房シーズンはほぼ毎日稼働していたとのことです。
外観はきれいに保たれていましたが、内部にはしっかりとカビ汚れが確認できました。
↑ 外観はすっきりしていますが、内部はどうでしょうか…
◆ 洗浄前の状態
吹き出し口から確認すると、ファン全体に黒いカビが付着。さらにルーバー内部にはホコリの層が形成されており、風とともにこれらが部屋中に飛散していたことが予想されます。
アレルギー持ちのご家族がいらっしゃる場合、見過ごせない状況です。
中央右側のファンが破損しており、運転時に破片が飛んで怪我をしてしまったり、更なる故障の原因、運転時の振動など様々なトラブルの原因になります。
熱交換器にもフィルターを通り越して付着したホコリが見られます。
◆ 分解洗浄の工程
今回は通常分解による対応で、以下の作業を実施しました：
- 外装パネル・ルーバー・フィルターの取り外し
- 自動お掃除ユニットの分解清掃
- 送風ファンの洗浄
- 熱交換器の高圧洗浄
- 防カビ・抗菌仕上げ
◆ 排水の状態が物語る内部の汚れ
洗浄後の排水は、薄く濁り、大量のカビ片・ホコリが浮遊していました。
↑ この黒い汚れが、日々部屋中に放出されていたと考えるとゾッとしませんか？
◆ 洗浄後の変化とお客様の反応
洗浄後は、吹き出し口もファンもピカピカになり、風量も格段に改善。試運転時にはお子様から「涼しい！」と驚きの声をいただきました。
「10年以上掃除してなかったので不安でしたが、本当に頼んでよかったです！ 子どもも安心して使えます。」
◆ Panasonic EXシリーズは定期的な分解洗浄を
お掃除機能付きエアコンだからといって内部までキレイとは限りません。実際、今回もお掃除ユニットの裏側にカビがびっしりでした。
特に10年以上使っている場合は、機種の寿命を延ばす意味でもプロによる徹底洗浄をおすすめします。
◆ 川崎市麻生区でエアコンクリーニングならお任せください
当店「CLEAN PLUS ONE」では、川崎市麻生区（上麻生・百合ヶ丘・新百合ヶ丘・王禅寺・岡上など）全域に対応。
お掃除機能付き／通常エアコン問わず、メーカー各社の機種に精通したスタッフが対応いたします。
◆ 最後に
カビ臭・冷房効率低下・電気代の上昇など、「気になるけど見えない」問題を、プロの技術で根本から解消してみませんか？
今後もエリア別・機種別の施工事例を更新していきます。ぜひチェックしてください。
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