こんにちは。株式会社 CLEAN PLUS ONE(クリーンプラスワン)の小野澤です。
神奈川県伊勢原市のお客様宅でエアコンクリーニングを行いました。
前回はリビングに設置されているパナソニック CS-560DEX2-W をご紹介しましたが、
今回は同じお宅の寝室に設置された三菱重工ルームエアコン SRK22TX-W(2020年製)の施工事例です。
寝室は一日のうちでも長い時間を過ごす場所。
エアコンから出る空気を就寝中ずっと吸い続けることを考えると、
「リビング以上にキレイにしておきたい」と感じる方も多いのではないでしょうか。
今回クリーニングした寝室のエアコン|三菱重工 SRK22TX-W
今回のエアコンは、三菱重工製のSRK22TX-W。
6〜8畳ほどの寝室や子ども部屋向けの、2.2kWクラスのモデルです。

- メーカー:三菱重工
- 型番:SRK22TX-W(室外機:SRC22TX)
- 製造年:2020年
- 設置場所:伊勢原市内 戸建て住宅の寝室
- 使用状況:夏場は就寝中もつけっぱなし、冬は寝る前〜起床時に暖房運転
寝室のエアコンは、花粉・ハウスダスト・皮脂汚れなどを長期間かけて吸い込み続けるため、
見た目以上に内部が汚れていることが多いのが特徴です。
ご依頼のきっかけ|「寝室だからこそ、吹き出し口の黒カビが気になる」
今回のお客様からいただいたご相談内容は、次のようなものでした。
- 吹き出し口のまわりに黒い点々が見えるのが気になってきた
- 寝るときにエアコンの風を直接吸い込むので、衛生面が心配
実際に吹き出し口を覗いてみると、ルーバーの付け根やその奥の樹脂部分に、
黒い斑点状のカビ汚れが広がっている状態でした。
リビングと違い、寝室は照明を落として過ごす時間が長いため、
日中にまじまじと吹き出し口を見る機会は意外と少ないものです。
しかし、一度気づいてしまうと、「この風を吸って寝ているのか…」と心配になってしまいますよね。
クリーニング前の状態チェック
吹き出し口・ルーバー・内部樹脂の汚れ
吹き出し口をアップで確認すると、
- ルーバーの付け根部分に黒カビが点々と付着
- その奥の樹脂部分にも、黒い斑点が帯状に広がっている
- ルーバーの上側にはホコリがうっすら積もっている

という状態でした。
特に寝室のエアコンは、湿度が高くなりやすい夏の夜に長時間使用するため、
結露した水分とホコリをエサに、カビが広がりやすい環境です。
アルミフィン(熱交換器)の状態
前面パネルとフィルターを取り外してアルミフィンを確認すると、
一見それほど汚れていないように見えるものの、
フィンの一枚一枚の奥には、細かいホコリが薄く溜まっていました。
この程度のホコリでも、放置すると
- 以前よりも風量が落ちて冷えにくい・暖まりにくい
- フィンの表面に水が残りやすくなり、カビの温床になる
- 電気代があがる

といったトラブルにつながるため、早めの洗浄が正解です。
フィルター・前面パネルの状態
フィルターには細かいホコリが全面に付着していました。
破れや変形などの不具合なかったため、まだまだ使用できる状態です。
前面パネルや外装カバーも、一見キレイに見えますが、
指でなぞると薄いザラつきが残る程度に、ホコリが付着していました。

伊勢原市・寝室エアコン SRK22TX-W のクリーニング工程
1.動作確認と寝室まわりの養生
通常通り、試運転からスタート。
風量・風向き・異音・エラー表示がないかを確認します。
その後、
- ベッド・寝具
- 窓枠やカーテン
- 床(フローリング・ラグ)
を中心に、ビニールシートとマスカーを使ってしっかり養生。
寝室は布ものが多く、水はねや汚水の飛散を特に避けたい空間なので、
リビング以上に丁寧に養生を行います。
2.前面パネル・フィルター・ルーバーなどの分解
電源プラグを抜き、安全を確保したうえで、前面パネル・フィルター・ルーバー・外装カバーを順番に取り外します。
ネジ類の位置や配線の取り回しを確認しながら、元通り確実に戻せるように慎重に分解していきます。
取り外したパーツは、床に敷いたブルーシートの上に並べて状態を確認。
ホコリの付き具合や不具合などの有無をチェックし、洗浄用のスペースへ移動します。
3.フィルター・パネル類の洗浄
フィルターや前面パネルは、素材を傷めないように、専用の洗剤を使用して洗浄します。
洗浄後は水気をしっかり切り、拭きあげ。
ビフォーアフターの写真を見ると、くすみが取れてプラスチック本来の白さが戻っているのがわかります。

4.アルミフィン(熱交換器)の高圧洗浄
本体には専用の洗浄カバーを取り付け、
電装部や壁紙に水がかからないよう完全に保護してから洗浄を行います。
まずはアルミフィン全体にエアコン専用の洗浄剤をムラなく噴霧。
数分置いて汚れを浮かせたあと、高圧洗浄機でフィンの奥まで一気にすすぎを行いました。
洗浄中に流れ出た水は、バケツの中に。
写真のように、濃いグレーの汚水が溜まり、
寝室のエアコン内部にもこれだけの汚れが潜んでいたことが分かります。


5.吹き出し口・ルーバー・内部樹脂の洗浄
次に、吹き出し口まわりとルーバー、内部の樹脂部分を洗浄します。
カビが多く付着していた部分には、カビ汚れに強い洗浄剤を薄めて塗布し、
しばらくなじませてから高圧の水で洗剤分と汚れをまとめて洗い流しました。
洗浄後、ルーバーや吹き出し口の樹脂は、黒い点々が消えてスッキリ。綺麗な黒色に戻りました。

6.組み立て・仕上げ・動作確認
十分に乾燥させたパーツを元通り組み立て、最後に試運転を行います。
- 風量・風向きが正常に切り替わるか
- 異音や振動がないか
- 運転中に水漏れがないか
- 吹き出し口からのニオイが気にならないか
これらを確認したうえで、お客様にも仕上がりをご確認いただき、作業完了となりました。
作業後には、次のようなビフォーアフター写真を一緒に確認しました。
- 黒カビが目立っていた吹き出し口まわりとルーバーの洗浄前後
- アルミフィンのくすみが取れて、フィンの一枚一枚がハッキリ見えるようになった様子
- 洗浄によりバケツに溜まった、黒く濁った汚水
お客様にも大変喜んでいただきました。
寝室のエアコンをキレイに保つためのポイント
今回のようにプロによる分解洗浄を行ったあと、
キレイな状態を長く保つためのポイントをいくつかご紹介します。
1.フィルターは月1回以上を目安にお掃除を
寝室は衣類や寝具から出る綿ホコリが舞いやすく、フィルターが詰まりやすい環境です。
月に1回以上を目安に、掃除機でホコリを吸い取るだけでも、
- 風量の低下防止
- 電気代のムダ使い防止
- 内部のカビ・ホコリの発生予防
につながります。
2.冷房シーズン終わりには「送風運転」で内部乾燥
冷房や除湿を使ったあと、すぐに電源を切ってしまうと、
内部が濡れたままの状態で放置され、カビが発生しやすくなります。
シーズン終わりや長時間使用後には、
30分〜1時間程度の送風運転で内部をしっかり乾燥させてあげるのがおすすめです。
3.「ニオイがする前」のクリーニングが理想
エアコンのニオイがはっきり分かる頃には、内部ではすでに
カビ汚れがかなり進行しているケースがほとんどです。
今回のように、
- 吹き出し口やルーバーに黒い点々が見え始めた
- フィルター掃除だけでは追いつかなくなってきた
と感じたタイミングで、プロの分解洗浄をご検討いただくのが理想です。
4.1〜2年に一度はプロの分解クリーニングを
フィルター掃除や送風運転だけでは、アルミフィンやドレンパン、送風ファンの奥まで手が届きません。
特に寝室のエアコンは、就寝中に長時間つけっぱなしというご家庭が多いため、
1〜2年に一度のペースでプロによる分解クリーニングをおすすめしています。
伊勢原市で寝室のエアコンクリーニングをご検討中の方へ
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