厚木市で富士通ノクリア AS-S28E-W をエアコンクリーニング|棚の上に設置されたお部屋のエアコンを徹底洗浄 - 「エアコンクリーニング・ハウスクリーニングなら クリーンプラスワン【東京・神奈川・埼玉対応】

厚木市で富士通ノクリア AS-S28E-W をエアコンクリーニング|棚の上に設置されたお部屋のエアコンを徹底洗浄

エアコンクリーニング

こんにちは。株式会社 CLEAN PLUS ONE(クリーンプラスワン)の小野澤です。
今回は神奈川県厚木市で施工した、富士通ノクリアのルームエアコンAS-S28E-W(2010年製・お掃除機能付き)のエアコンクリーニング事例をご紹介します。

こちらのお部屋では、エアコンが本棚のすぐ上に設置されており、吹き出し口まわりのカビ汚れと、内部のホコリが気になるとのことでご依頼をいただきました。
フィルター自動お掃除機能付きの機種ですが、分解してみると熱交換器(アルミフィン)にはホコリがびっしり、吹き出し口やルーバーには黒カビが広がっている状態でした。


今回クリーニングしたエアコン|富士通ノクリア AS-S28E-W

  • メーカー:富士通ゼネラル(nocria/ノクリア)
  • 型番:AS-S28E-W
  • 製造年:2010年
  • 能力目安:2.8kWクラス(リビング隣接の個室などに最適)
  • 設置場所:厚木市内 戸建て住宅・本棚の上に設置
  • 機能:フィルター自動お掃除機能付き

お掃除機能付きエアコンは、フィルター表面のホコリをかき取る役割はありますが、
熱交換器の奥・送風ファン・ドレンパン・吹き出し口までは自動では掃除してくれません。
そのため設置から10年以上経っている機種では、今回のように内部にカビやホコリが蓄積しやすくなります


ご依頼のきっかけ|カビ汚れと掃除のしづらさ

お客様からは、事前に次のようなご相談をいただいていました。

  • 吹き出し口のルーバーに黒い点々が増えてきて気になる
  • エアコンのすぐ下に大きな本棚があり、脚立を立てづらく自分で掃除しにくい
  • 設置から年数が経っているので、一度プロにしっかり中まで洗ってほしい

棚や家具の上にエアコンがあると、どうしても日常のフィルター掃除が後回しになりがちです。
その結果、フィルターや本体周りに付いたホコリが少しずつ内部へ吸い込まれ、アルミフィン全面にホコリの層ができてしまうことがあります。


クリーニング前の状態チェック

アルミフィン(熱交換器)の状態

前面パネル・フィルター・お掃除ユニットを外してみると、ダストボックスには
帯状に積もったホコリがびっしり蓄積していました。ダストボックスが満帆になり、
フィンの目がふさがると、

  • 風の通り道が狭くなり、風量が落ちる
  • 熱交換効率が下がり、冷えにくい・暖まりにくい
  • 無理に運転することで電気代だけが上がってしまう

といった症状につながります。
また、フィンの一部には表面が折れている箇所もありましたが、ではなかったため、周囲のフィンを整えつつそのまま使用できる状態まで復旧しました。

吹き出し口・送風ファンのカビ

ルーバーを開いた状態で内部を確認すると、吹き出し口の天面やルーバー表面に黒い点状のカビが広がっていました。
さらに奥の送風ファンにも、ホコリと混ざった黒カビが付着しており、運転時のニオイの原因になりやすい状態です。

フィルター・その他の部品

お掃除ユニットは、フィルターからかき取ったホコリがダストボックス内部に溜まり、
その周りにも細かなホコリが積もっていました。
見た目はまだキレイに見えても、1年以上ノーメンテナンスの自動お掃除ユニットは、分解して丸洗いする価値が十分にあります


棚の上にあるエアコンを安全に分解するための工夫

脚立の位置決めと養生

エアコンのすぐ下には大きな本棚があるため、まずは脚立の位置決めからスタート。
棚の角に脚立が干渉しないよう、ブルーシートや養生ロールを敷き、滑りにくい角度を慎重に調整します。

加えて、

  • 本棚の天板をキズから守るための養生シート
  • 分解した部品を一時的に置くためのスペース確保
  • ネジや工具を落とさないよう、マグネットトレーを活用

といった対策を行い、安全第一で作業が進められる環境を整えました。

お掃除ユニット付き特有の分解手順

AS-S28E-Wのようなお掃除機能付きモデルは、通常のエアコンよりも内部にユニットや配線が多く、
分解時に配線を傷つけないことがとても重要です。

今回も、

  • 前面パネル・フィルターを取り外し
  • お掃除ユニットのコネクタを外してからユニット一式を慎重に取り外し
  • 基板周りには洗浄水がかからないよう、ビニールとテープでしっかり養生

といった手順を踏み、洗ってはいけない部分に水や洗剤がかからないように保護していきます。


高圧洗浄によるクリーニング工程

1.専用洗剤でアルミフィンを洗浄

まずはアルミフィンに専用の洗剤を噴霧し、ホコリとヤニ汚れを浮かせてから高圧洗浄を行います。
ホコリの層が厚い場合は、一度すすいでから洗剤を追加し、2回に分けてじっくり洗うこともあります。

2.送風ファン・ドレンパンの洗浄

送風ファンには、ホコリとカビが混じった黒い汚れが付着していました。
ここはカビのニオイの発生源になりやすい部分なので、ファン専用の洗剤と高圧洗浄機を使って丁寧に洗い流します

同時に、結露水が溜まるドレンパンやドレン出口周りも洗浄し、
ヌメリ汚れやカビを一緒に除去していきます。

3.取り外したパーツの丸洗い

お掃除ユニット・前面パネル・ルーバー・フィルターなどの取り外し可能な部品は、
別途ブルーシートを敷いたスペースで洗剤洗浄とすすぎ洗いを行います。
乾燥後の写真を見ると、くすんだ白色だったパーツが本来の明るい白さに戻っているのがお分かりいただけると思います。

排水の汚れ具合

最後に、洗浄で出た汚水をバケツに溜めて確認すると、
一見きれいに見えていたエアコンでしたが、ホコリやカビの粒が。少し濁ったお水が出てきました


クリーニング後の状態とお客様の反応

  • アルミフィン:ホコリの層がなくなり、フィン一枚一枚の光沢が戻った状態
  • 吹き出し口・ルーバー:黒カビが除去され、スッキリとした白さに
  • 送風ファン:黒い斑点汚れがなくなり、ニオイの元をしっかりカット
  • お掃除ユニット・フィルター:ホコリ詰まりが解消され、空気の通りが良くなりました

試運転で送風を行い、風量・異音・水漏れのチェックを行ったところ、問題なく運転できました。
お客様からも、

「風のニオイがスッキリして、風量も戻った気がします」

と嬉しいお言葉をいただきました。


厚木市でお掃除機能付きエアコンのクリーニングをご検討中の方へ

フィルター自動お掃除機能付きのエアコンは、「勝手に掃除してくれるから大丈夫」と思われがちですが、
実際には今回のAS-S28E-Wのように、熱交換器や送風ファンにホコリ・カビが溜まっていることが多くあります。

特に、

  • 棚や家具の上にエアコンがあり、ご自身でフィルター掃除がしづらい
  • 吹き出し口に黒い点々が見える
  • 運転時のニオイや効きの悪さが気になってきた

といった場合は、プロによる分解洗浄をおすすめします。
内部までしっかり洗うことで、カビ対策・節電・エアコンの寿命アップにもつながります。

厚木市・海老名市・伊勢原市周辺でエアコンクリーニング業者をお探しの方は、
ぜひ株式会社 CLEAN PLUS ONEにご相談ください。

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