こんにちは。株式会社 CLEAN PLUS ONE(クリーンプラスワン)の小野澤です。
今回は相模原市でレンジフード(シロッコファンタイプ)のクリーニングを行いました。
使用頻度の高いレンジフードはキッチン設備の中でも油汚れが蓄積しやすく、
表面を拭くだけでは落としきれない汚れが、ファン・フィルター・内部に少しずつ溜まっていきます。
本日のお掃除ブログでは、実際の施工写真を交えながら、
分解洗浄の流れと、最近のレンジフードに多い「軽量ファン」への安全配慮について、
プロ目線でわかりやすく解説します。
今回のご依頼内容|相模原市
- エリア:相模原市
- メニュー:レンジフードクリーニング
- タイプ:シロッコファン
今回のレンジフードは、整流板(カバー)・フィルター・ファン周りまで分解し、
内部の油膜やベタつきをリセットするメンテナンス清掃として対応しました。
作業前の状態|今回は比較的軽度の汚れ
今回の現場は、レンジフード内部の油汚れが比較的軽度でした。
ただし、ここが大事なポイントです。
特に最近のレンジフードは、従来のアルミタイプのものよりもさらに軽量化されたファンや自動ロック式が採用されているケースが多く、
アルカリ性洗剤を使用すると不具合が出ることがあります。
汚れが軽度でも、重度でも、強い洗剤で一気に落とせばいいわけではありません。
洗剤選定とつけ置き温度、時間等の工程管理で差が大きく出ます。
なぜアルカリ洗剤がリスクになることがあるのか
油汚れに強い洗剤として、アルカリ性洗剤は非常に有効です。
しかし素材や構造によっては、
- 表面コーティングへの影響
- 素材の変質や変色
- バランス変化による回転不良
- 長時間のつけ置きでの劣化
といったリスクが生じることがあります。
そのため当社では、汚れの強さだけで洗剤を決めるのではなく、
「素材・形状・軽量化の度合い」まで見たうえで、種類・濃度・温度・時間を調整して洗浄します。
レンジフードの汚れが溜まりやすい場所
レンジフードは見える場所よりも、見えない内部に汚れが蓄積します。
- 整流板(パネル)の裏側
- フィルターのスリット奥
- ファン内部のリブ・縁
- ファンケースの油だまり
- 吸い込み口周辺の油膜
これらの部位は、汚れの蓄積が進むと換気効率が落ち、
ニオイの原因にもなります。
作業の流れ
動作確認・養生
作業前に換気の動作や異音を確認。
キッチン周辺を養生して、洗剤や汚水による二次汚れを防ぎます。
2)分解作業

整流板・フィルター・内部パネルを外し、シロッコファンも取り外します。
写真のように、内部がしっかり見える状態まで分解して汚れの質と素材を確認します。



素材や汚れ具合で洗浄剤を決める!
ここが今回の施工で特に大切なポイントです。
近年のアルミ軽量ファンは、従来型と同じ感覚で強アルカリを使うと、
不具合リスクが高いです。
そのため、当社では
- 洗剤を必要以上に強くしない
- つけ置き時間を管理する
- 温度を上げすぎない
- 素材に合わせて段階的にアプローチする
といった工程で、安全と洗浄力のバランスを最適化しています。
フィルター・ファン・カバー洗浄
油膜や軽い固着を分解しながら、細部まで丁寧にブラッシング。
スリットやファンの縁に残りやすい油も、可能な限り均一に除去します。
5)本体側の拭き上げ
外せない本体側は、素材に合わせた洗剤で油膜を落とし、
ベタつきが残らないよう繰り返し拭き上げます。
6)乾燥・組み戻し・最終確認
しっかり乾燥させてから組み戻し。
吸い込み・回転・異音の有無を確認し、清掃完了です。




汚れが軽度でも!プロによるクリーニング施工する場合のメリット
「軽い汚れならまだ大丈夫」と感じるタイミングでの清掃は、
実は最もコスパが良いメンテナンスです。
- 油の酸化・固着を予防できる
- 強い洗剤や長時間処理が不要になりやすい
- 素材への負担を最小限にできる
- 換気効率やニオイ対策が早い段階で整う
特に今回のような軽量ファンが多い現行機種では、
汚れが軽い段階でやさしく確実に落とすことが理想です。
おすすめの清掃頻度
- 一般家庭:1〜2年に1回
- 揚げ物・炒め物が多いご家庭:1年に1回
- ニオイや吸い込みが気になったら:早めのリセットがおすすめ
よくあるご質問
Q. 強い洗剤で一気に落とした方が早いのでは?
A. 油汚れに対しては有効な場合もありますが、
最近の軽量ファンなどは素材や構造によってリスクが出ることがあります。
当社では素材と汚れのバランスを見ながら安全に落とす工程を優先しています。
Q. ニオイは改善しますか?
A. 油汚れが原因のニオイは改善が期待できます。
特にフィルターやファン周辺の油膜を落とすと、体感しやすいケースが多いです。稀に内部の弁が油で固まり、全く換気できていないケースも。
Q. 作業時間はどれくらい?
A. 機種や汚れ具合によりますが、1.5〜2時間前後が目安です。
まとめ|相模原市のレンジフードメンテナンスはお任せください
今回は相模原市で、シロッコファンタイプのレンジフードクリーニングを実施しました。
比較的軽度の汚れでしたが、だからこそ素材に合わせた洗剤選定で安全に仕上げることが重要です。
近年のレンジフードは軽量化が進み、
従来のアルミファンと同じ感覚でアルカリ洗剤を使うと不具合リスクが出る場合があります。
当社では、汚れの度合いだけでなく、
素材・形状・機種特性に合わせて、濃度・温度・時間を最適化し、
安心・安全な分解洗浄を行っています。
相模原市でレンジフードクリーニングをご検討の方は、
お気軽にCLEAN PLUS ONEへご相談ください。
▼関連サービス
- 相模原市の浴室クリーニング
- 相模原市のトイレクリーニング
- 相模原市のエアコンクリーニング


コメント