トイレやキッチンの排水が詰まったとき、まず手に取るのが「ラバーカップ(スッポン)」という方は多いでしょう。でも最近、より強力な「サクションクリーナー」を使う方も増えてきました。
では、実際にどちらがより効果的で、どんな場面に向いているのか?
この記事では、清掃のプロである私たちの経験から、それぞれの違いや適切な使い方、注意点までを徹底解説します。
ラバーカップとは?
ラバーカップとは、いわゆる「スッポン」のこと。トイレの詰まり解消アイテムとして、昔から広く使われています。
- 価格:100円ショップ〜1,000円程度
- 仕組み:ゴムの吸盤で押し引きして水圧を変化させ、詰まりを動かす
- 対象:トイレやお風呂の排水詰まり(軽度)
サクションクリーナーとは?
サクションクリーナーは、筒状の機構を使って強い吸引力や圧力をかける道具で、業者も現場でよく使用します。
- 価格:2,000〜5,000円程度(業務用は1万円以上)
- 特徴:詰まりの原因を押し流す・引き抜く両方の動作が可能
- 使用対象:キッチン、洗面台、トイレ、浴室など多用途
実際に使ってみた!プロの使用実例
私たち株式会社クリーンプラスワンでは、実際にサクションクリーナーを使って、キッチンやトイレの詰まりを解消したケースが多くあります。
例えば、高圧洗浄の予算が難しいお客様に対して「できることはすべて試してみましょう」とお伝えし、サクションクリーナー+洗浄剤で詰まりを解決できたことも何度もあります。
ただし、再発するようであれば配管内部の根本原因が残っている可能性があり、その場合は高圧洗浄やスコープ検査をご提案します。
ラバーカップとサクションクリーナーの違いを比較
項目ラバーカップサクションクリーナー 価格安価(〜1,000円)やや高め(2,000円〜) 対応力軽度の詰まり向け重度・奥の詰まりも対応可 使いやすさ簡単・誰でも使える力加減が必要 収納性小型・収納しやすいやや大きく場所をとる
注意点:お客様ご自身で使う際は…
DIYでサクションクリーナーを使う場合は、次の点に注意しましょう:
- 強く押しすぎると水が逆流・飛び散る恐れがある
- 原因を見誤ると逆効果になるケースも
- 洗浄剤と併用する場合は、用量・使用時間を守る
不安な場合は、無理せずプロにご相談ください。
詰まりを繰り返す場合の対策
同じ箇所が何度も詰まる場合、表面的な解決では不十分なことが多いです。
尿石、油脂、カビ、固形物などが配管の奥で蓄積している可能性があるため、高圧洗浄や内視鏡によるスコープ点検が必要になるケースもあります。
まとめ:選び方と最善の対処法
- 軽度の詰まりにはラバーカップでOK
- 繰り返す・取れない詰まりにはサクションクリーナーが有効
- 最終的な根本対策にはプロの診断が大切
清掃業務は、株式会社クリーンプラスワンにお任せください
排水の詰まりやトイレの異常、水回りのトラブル全般は、経験豊富な私たちが最善の手段で解決いたします。
「まずは試せることから」「予算に応じて最良の選択」とお考えの方も、お気軽にご相談ください!
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