1. はじめに|スプレーだけで本当にきれいになるの?
「市販のエアコン洗浄スプレーで簡単に掃除できるって聞いたけど、本当に大丈夫?」
エアコンの臭いや汚れが気になったとき、ドラッグストアなどで手軽に買えるスプレーに頼りたくなりますよね。
しかし、実際には「逆効果になった」「ニオイがひどくなった」「壊れた」などの声も多いのが現実です。
今回の記事では、市販スプレーの正しい使い方や注意点、プロが考える限界についてわかりやすく解説します。
2. 市販のエアコンスプレーとは?どんな仕組み?
市販のエアコンスプレーは、主に熱交換器(アルミフィン)部分の表面汚れを洗い流すことを目的としています。
スプレーの種類には以下の2つがあります:
- 泡タイプ:発泡して汚れを浮かせ、水に流す
- ジェットタイプ:強めの噴射で汚れを飛ばす
いずれも「フィルターの奥にある銀色のフィン」に噴射する設計になっています。
3. スプレーのメリット|手軽・安価・即効性
- ドラッグストアやホームセンターで簡単に購入できる
- 価格は1本500~1,000円程度でコスパ◎
- 慣れれば10~15分ほどで施工できる
「フィルターは掃除したけど、奥の汚れが気になる…」そんなときに使える応急処置アイテムです。
4. スプレーのデメリット|内部までは届かない?
市販スプレーはあくまで「表面」の軽い汚れ向けです。以下のような問題点もあります。
- ファンや吹き出し口の奥には届かない(=カビの本体には効果なし)
- 噴射液が残ると、カビや悪臭の原因になる
- 感電や漏電リスクもゼロではない(特に養生が不十分な場合)
つまり、「気休めレベル」や「軽度の汚れなら…」という位置づけが現実的です。
5. 使用時の注意点|トラブルを防ぐために
スプレーを使う前に、以下のポイントを必ずチェックしましょう。
- 必ずコンセントを抜く(通電中は絶対NG)
- しっかりと養生する(ビニール・タオルなどで床や壁を保護)
- フィルターは事前に掃除しておく
- 使用後はしっかり乾燥させる(送風運転で1〜2時間)
また、使用後に「ニオイが強くなった」「水漏れするようになった」などのトラブルが起きた場合は、すぐに使用を中止し、専門業者へ相談するのが安全です。
6. よくあるトラブル事例
- スプレーをファンにかけたら回転バランスが崩れて故障した
- 噴射後に中が濡れたままでカビが逆に繁殖した
- 基盤に液が入りショートして電源が入らなくなった
特に最近のエアコン(自動お掃除機能付きなど)は構造が複雑なため、無理な施工は避けるべきです。
7. プロがすすめる正しい掃除の考え方
スプレーはあくまで応急的な手段と割り切り、以下のような使い分けをおすすめします。
- 月1回: フィルター掃除(自分でOK)
- 半年~1年に1回: プロの分解洗浄(内部のカビや汚れを根本除去)
ファンやドレンパンの内部までキレイにしたいなら、業者による高圧洗浄が唯一の解決策です。
8. まとめ|市販スプレーの限界を理解して使おう
市販のエアコン洗浄スプレーは、「手軽さ」という意味ではとても魅力的なアイテムです。
しかし、本格的なカビ・臭い・内部汚れには不十分なケースがほとんど。使う際はリスクも理解しておく必要があります。
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