お風呂やキッチン、洗面台など水回りのコーキング(シリコン部分)に貼るだけでカビ対策ができる「カビ防止テープ(カビ防止シール)」。
見た目もスッキリして、100均や通販でも手軽に買えることから、近年とても人気です。
ですが、実はこのテープ、使用方法を誤ると“逆効果”になるケースも多いのをご存じでしょうか?
プロの清掃現場では、「カビ防止テープを剥がそうとしたらなかなか剥がせない」という話があとを絶ちません。
今回は、水回り清掃のプロ・クリーンプラスワンが、
「カビ防止テープの本当の効果」と、「絶対にやってはいけない使い方」、
さらに「プロが実践するカビ対策」まで、徹底解説します。
【カビ防止テープのメリット】
• 貼るだけで手軽に施工できる
DIY感覚で使えるので、忙しい方や賃貸住まいの方にも人気。
• 見た目が整う
古くなったり汚れてしまったコーキング部分を隠すことができ、見た目の清潔感がアップ。
• 防カビ成分配合の商品も多数
テープ自体に防カビ加工がされているものもあり、一定期間カビの発生を防ぎます。
【でも注意!カビ防止テープのデメリット】
• 長期間貼ると剥がれない!
テープの粘着剤がコーキングや素材に固着してしまい、剥がすときにコーキング材ごとめくれてしまうケースも。
• 綺麗に剥がれず、ベタベタが残ることも
テープ跡が残り、中途半端に粘着剤がこびりついてしまうと、除去作業が非常に大変です。
ひどいときにはコーキングの打ち替えが必要になることもあります。
• すでにカビがある場所に貼るのはNG
表面を覆ってカビを閉じ込めてしまうと、内部で湿気がこもり、逆にカビが繁殖する原因になります。
• テープの内側で水分が溜まりやすい
わずかな隙間に水が入り込むと、密閉空間ができてカビの温床に。剥がしてみたら真っ黒、というケースも。
• 賃貸物件ではトラブルの原因に
退去時に「テープの粘着跡が残っている」「素材が傷んでいる」として、原状回復費用を請求される可能性があります。
【プロがすすめるカビ対策方法はこれ!】
1. カビがない状態で貼るのが鉄則!
カビ防止テープは、あくまで予防用です。
一度でもカビが発生した場所に貼ると、内部で密閉されて状況が悪化する恐れがあります。
2. 貼る前にカビ取り+防カビ処理をしっかりと
カビがない状態でも、貼る前に
・カビ取り剤で目地を清掃
・防カビスプレーで下処理
をしておくことで、効果がより長持ちします。
3. 気になる場合は、プロの清掃を検討!
「すでに黒カビが目立つ」「市販品では効果がない」
そんなときは、専門業者による徹底洗浄やコーキングの打ち替えが有効です。
【さらに!カビを寄せつけない生活習慣】
• 入浴後は必ず換気をする
湿気がこもらないように、ドアは開けずに、窓や換気扇で排湿しましょう。
• 週に一度はカビ取り剤での軽い掃除を
こまめに掃除しておくことで、カビの初期発生を防げます。
• 湿気のこもりやすい角や隙間は要注意
カビは「見えない場所」で増殖します。点検口やパッキンの裏、棚の下なども定期的にチェックしましょう。
【まとめ】カビ防止テープは“使い方次第”。プロと併用が最も安心
「簡単だから」「手軽だから」といって、なんとなく貼ってしまうと、
後々剥がせない・汚れが悪化する・お金がかかるなど、トラブルにつながることも。
だからこそ、プロの目線と正しい知識でカビ対策を行うことが大切です。
水回りのカビ対策・清掃は【クリーンプラスワン】にお任せください!
私たち「クリーンプラスワン」では、
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉西部・山梨エリアで、
お風呂・キッチン・洗面所など水回り全般の清掃・カビ除去・コーキング補修を多数手がけています。
「どこに頼めばいいかわからない」「市販品じゃ無理そう」
そんなときは、プロによる本気のカビ対策、ぜひご相談ください!
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