エアコンクリーニングブログ:2025/10/28
こんにちは、株式会社 CLEAN PLUS ONEの小野澤です。本日は、以前に弊社をご利用いただいたお客様よりご紹介いただき、東京都福生市へ。エアコンクリーニングにお伺いしました。
ご紹介していただき本当にありがとうございます☺︎
エアコンの設置状況

お客様からは「フィルターは一度も掃除していない」と伺いましたが、確認したところフィルターは比較的きれいな状態でした。お掃除機能(自動フィルター清掃機能)が正常に作動していたことが理由です。
近年のエアコンには自動でフィルターのホコリを回収するお掃除機能が搭載されている機種が多く、この機能はフィルター表面のホコリをダストボックスへ移動させます。しかし、重要なのはダストボックスの定期的な管理です。ダストボックスが満杯になると自動清掃機能が停止してしまうことがあり、結果的にフィルターや内部の清掃が行き届かないままとなってしまいます。
ダストボックスの清掃頻度と注意点
お掃除機能付きエアコンのダストボックスは容量が機種ごとに異なりますが、一般的なご家庭での目安は3〜6ヶ月に1回の清掃です。使用環境や稼働時間が多い場合はより短いスパンでの確認を推奨します。
ダストボックスを満杯のまま放置すると、以下のような問題が発生する可能性があります。
- 自動清掃機能が停止し、フィルターにホコリが戻る
- 風量低下や運転効率の悪化
- 内部モーターへの負担増加や故障リスク
また、メーカーごとに取り扱いや清掃頻度、注意点が異なるため、取扱説明書の手順に従って清掃することがもっとも安全です。無理な分解や部品の取り扱いは破損につながるため注意してください。
フィルターの構造と目詰まりのリスク
今回の機種に採用されていたフィルターは目が細かい高性能タイプで、微細なホコリを捕集できる一方で、目詰まりしやすい性質があります。特に以下のような設置環境では目詰まりが早く進みます。
- キッチンや調理場に近い設置場所(油分の影響)
- ペット飼育による毛やフケの発生
- 窓の開閉が多く外気の侵入がある場所
- 湿度の高い部屋(カビの発生リスクが増す)
今回のお客様宅では、設置環境が比較的良く、お掃除機能が有効に働いていたためフィルターが良好な状態でしたが、環境によっては数日で目詰まりが進行するケースもあります。



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