冷房と湿気について。エアコン使用時に蒸し蒸し暑く感じた事はありますか? - 「エアコンクリーニング・ハウスクリーニングなら クリーンプラスワン【東京・神奈川・埼玉対応】

冷房と湿気について。エアコン使用時に蒸し蒸し暑く感じた事はありますか?

こんにちは、株式会社 CLEAN PLUS ONEの小野澤です。本日はエアコンと湿度について勉強も兼ねて徹底的に調べました。皆様にわかり易く、夏の蒸し暑さ対策についてまとめます。

夏。日本の気候は蒸し暑く、エアコンは必要不可欠ですよね。

しかし中には「エアコンを付けているのに部屋が蒸し蒸しする」「なぜか快適じゃない」と感じる方、いらっしゃいませんか。実は先日、自宅でくつろいでいたらエアコンをつけているはずなのに蒸し蒸し感じ。疑問に思い調べました。

エアコンの前側にあるソファーで過ごしていると寒いくらいに快適なのに少し違う場所へ移動すると蒸し蒸し暑いんですよね💧

このような問題は単に室温の問題ではなく、「湿度」が深く関係している様です。本日のお掃除ブログでは、エアコンを使っても不快感が残る原因と、その対策を清掃の徹底的に解説していきます。

モワモワの正体は室内の湿気。

エアコン使用時にモワっと。急にやってくる蒸し暑さ。どこかムシムシする、空気が重たい感じがする…。このムシムシは、空気中の水分(湿度)が下がりきっていない状態で感じやすくなるそうです。

室温が26℃でも湿度が70%以上あると、体感温度は30℃を超えると感じる可能性があり、逆に湿度が40%以下なら、28℃でも快適に過ごしせる様です。

湿気がこもる原因

  • 冷房が設定温度に達し、除湿が止まってしまう
  • 自動で「送風運転」に切り替わってしまう
  • 部屋干し・調理・入浴などの生活行動からの湿気
  • ドアの開閉や換気扇で外の湿気が侵入
  • エアコン内部の汚れによる除湿機能の低下

ドレンホースから出る水は「室内の湿気」

エアコンの下や室外機付近からポタポタと落ちる水、これは「ドレン水」と呼ばれています。

この水は、室内の空気中に含まれていた水分が、冷えた熱交換器に触れて結露→排水されたものです。

つまり、ドレンホースから水が出ているということは、きちんと湿度が取り除かれている証拠。逆に水が全く出ない場合は、冷房・除湿が効いていないか、ドレン詰まりの可能性もあります。

ドレンボースから出る水の量を確認したことはありますか?

結構すごい量の結露水が排出されています。あれだけ空気中に水分があれば蒸し暑いのもわかります💦

なぜ熱交換器は結露する?

結露とは、空気中の水蒸気が冷やされて液体になる現象です。エアコンの熱交換器(フィン)は、冷媒の循環によって約10℃前後まで冷やされています。

そこに、室内の温かく湿った空気(25~30℃・湿度60%以上)が触れると、露点温度を下回り、一気に水蒸気が水に変わって結露します。

この結露が、ドレンパンを通じてドレンホースに流れ、室外に排出されるのがエアコンの除湿の仕組みです。

送風運転にするとモワモワ感が増す理由

送風運転=除湿できない。これは非常に重要なポイントです。

冷房や除湿モードではコンプレッサーが稼働し、空気を冷却→除湿しますが、送風モードは単に室内の空気を循環させるだけ

しかも、すでに湿っている空気を撹拌するため、体感的にムシムシ感・モワモワ感が強くなることもあります。

冷房が設定温度に達すると除湿が止まる理由

冷房中に設定温度(例えば25℃)に達すると、コンプレッサーが一時停止し、除湿も止まります

この状態になると風は出ているが冷却されていない=送風状態となり、湿度はどんどん上がっていきます。

人がいる限り、汗や呼気からは水分が発生し続けます。これが「涼しいはずなのに快適じゃない」原因です。

除湿機とエアコンを併用するとどうなる?

除湿機は室温をあまり下げずに湿度だけを効率的に下げる家電です。エアコン(冷房)と併用することで、

  • エアコン → 室温を下げる
  • 除湿機 → 湿度を大きく下げる

という理想的な室内環境を作ることができます。

特に梅雨時や夜間など、冷房だけでは除湿が不十分な場合には非常に有効です。

除湿機の種類と特徴

  • コンプレッサー式:夏向き。消費電力が少なく、冷房と相性が良い
  • デシカント式:冬向き。ヒーターを使うため夏場は室温上昇の原因に
  • ハイブリッド式:高価格帯だが通年使用に適している

除湿冷房(ドライ)とどちらが優れている?

エアコンには「除湿(ドライ)」モードがありますが、これは機種によりタイプが異なります

  • 弱冷房除湿:単に冷房のパワーを弱めて除湿 → 室温も下がる
  • 再熱除湿:一度冷やして除湿→再加熱 → 湿度は下げるが室温は維持

 

結論:本格的に除湿したいなら「冷房+除湿機」の併用が最強

項目:

・除湿性能

 - 除湿冷房(ドライ):中~やや強(機種による)

 - 冷房+除湿機:非常に強力

・室温調整

 - 除湿冷房(ドライ):やや難しい

 - 冷房+除湿機:冷房でコントロール可

・電気代

 - 除湿冷房(ドライ):比較的安い

 - 冷房+除湿機:やや高め(快適性重視)

・体感快適度

 - 除湿冷房(ドライ):普通

– 冷房+除湿機:最高レベル

プロが教えるモワモワ対策のまとめ

  • 設定温度は低めに(24~25℃推奨)
  • 送風ではなく冷房 or 除湿運転を活用
  • 室内干しは避ける、または換気+除湿
  • 扇風機・サーキュレーターで空気循環
  • 除湿機と併用で快適度アップ
  • 年1回はエアコン内部洗浄(分解洗浄)

ご案内

株式会社 CLEAN PLUS ONEでは、ルームエアコンから業務用まで、完全分解による内部洗浄を行っております。

「モワモワが取れない」「送風が臭う」「除湿が効いていない」などのお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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