今回は、神奈川県伊勢原市堀之内のお客様からのご依頼で、パナソニック製ルームエアコン「CS-402CXR2-W(2012年製)」の分解洗浄を行いました。
同じご家庭内の別室にはCS-632CXR2-W(大型機)も設置されており、そちらも同日にクリーニング。この記事ではCS-402CXR2-Wの施工内容にフォーカスしてご紹介します。
▼対象機種:CS-402CXR2-W(2012年製)

事前のご相談内容と使用状況
お客様のお悩みは次の通りでした:
- 風が弱い、冷房の効きが悪い
- 使用時にカビ臭がする
- 内部清掃は一度もしていない(10年以上未洗浄)
設置場所は日当たりが良く、湿度も高めなリビング横の部屋。喉がイガイガすることも増え、「これってエアコンのせいでは?」と感じたのがきっかけとのことでした。
カバーを外して判明した驚きの汚れ
分解して内部を見ると、アルミフィン(熱交換器)にはホコリ+カビでびっしり黒ずんだ層が広がっていました。送風ファンの羽根もヌメリ状のカビとホコリが固まり、風の通り道を塞いでいる状態。
▼熱交換器の洗浄前:







さらにドレンパンには茶色いスライムが溜まり、カビ臭の発生源となっていました。フィルターやルーバーはそこまで汚れていませんでしたが…😓内部の空気が完全に汚れていたことがわかります。
CS-402CXR2-Wは10年超機種。分解難易度もやや高め
この機種は2012年製の200Vモデルで、14畳前後の中型ルーム向け。重量・構造ともにしっかりしており、ファンモーターやセンサー配線を傷つけないよう慎重な分解が必要です。
内部構造:
- 大型フィン:アルミ層が厚め
- 円筒形送風ファン:着脱にコツあり
- ドレンパン一体型構造(汚れやすい)
高圧洗浄の工程と使用薬剤
養生→分解→薬剤塗布→高圧洗浄の流れで作業を実施。専用のエコ洗剤を使用しつつ、
- アルミフィン:洗剤+高圧リンス
- 送風ファン:ブラシ併用で手作業も実施
- ドレンパン:スライム除去+防カビ処理
▼高圧洗浄中の様子:

流れ出た廃液は真っ黒…。これまで家族が吸っていたかと思うと、お客様も驚愕されていました。
洗浄後の効果と変化
作業後、アルミフィンは銀色の金属光沢が戻り、ファンも一枚一枚がくっきり見えるほど清潔に。
▼洗浄後の状態:

お客様からは:
「風が一気に強くなって、しかも臭くない!寝室がこんなに爽やかになるとは思ってませんでした。」
また、作業後はオプションの防カビ抗菌コートプレミアムを塗布。カビの再発を抑制し、空気の清潔さを持続させます。
10年以上放置されたエアコンがもたらす健康被害
以下のような症状は、実は「内部汚れ」が原因であることも多くあります:
- 喉がイガイガする
- 鼻水・くしゃみが止まらない
- 起床時に咳・だるさを感じる
- 小さなお子さまがよく風邪を引く
特に、10年以上クリーニングしていないエアコンではカビ胞子が常時放出されているリスクも。今回のケースもまさにそれでした。
伊勢原市でエアコンクリーニングならCLEAN PLUS ONEへ
当店では伊勢原市堀之内を中心に、
- 厚木市
- 秦野市
- 平塚市
- 小田原市など県西部
まで対応しております。ルームエアコン/業務用エアコンともに対応可能です。
まとめ|内部洗浄で空気が変わる
- 10年以上未清掃だったCS-402CXR2-Wでも、分解高圧洗浄で新品のような状態に
- 風量・臭い・効きの悪さは全て改善可能
- 定期的な清掃とプロの点検で、快適な暮らしと健康を守りましょう
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