トイレの湿気や臭い。換気不良が原因?
トイレの換気扇は、湿気や臭いを屋外へ排出して空気を入れ替える重要な設備です。しかし、本体内部は目に見えないため長年放置されがちです。内部にホコリや汚れが蓄積すると、換気扇は動作しているように見えても十分に空気を吸い込めていないことがあります。「回っているが吸っていない」状態です。
小型換気扇に不織布フィルターはNGな理由
通気口や小型換気扇に不織布を貼ると、ホコリの侵入を防げるメリットがある一方で、以下のようなデメリットが明確にあります。
- 不織布は空気抵抗が強く、換気量が低下する
- 湿気やニオイが室内にこもりやすくなり、カビの発生を促進する
- 換気扇モーターに負荷がかかり、寿命低下・騒音・電気代増を招く
- 短期間で目詰まりし、不衛生な状態になりやすい
特に小型タイプは元来パワーに余裕がないため、これらのデメリットが顕著に現れます。ホコリ対策をしたい場合は、換気量を妨げにくい専用の低抵抗フィルターを使用し、1〜3ヶ月ごとの交換を推奨します。
換気扇が詰まると起こるトラブル
- トイレ内のニオイがこもる
- 湿気が溜まり、カビや結露の原因になる
- 換気扇モーターの負荷増加により故障や騒音が発生する
狭い空間であるトイレは、換気効率の低下がすぐに体感されます。見た目には問題が無くても内部に汚れが蓄積しているケースが多いため注意が必要です。
定期的な分解清掃で快適なトイレ空間へ
外側のフィルター掃除だけでは内部の汚れは落とせません。ファンやフード内部に溜まったホコリ・油分を分解して清掃することで、換気効率は大きく改善します。当社では換気扇の分解洗浄を行っており、作業後に「空気が変わった」と実感されるお客様が多くいらっしゃいます。
ワンポイント:軽度の汚れなら自分で外装の掃除やブロワーでのホコリ除去ができますが、ネジや配線を扱う分解作業は専門技術が必要です。無理に分解すると機器を破損する恐れがあります。
換気扇清掃はこんな方におすすめ
- トイレのニオイや空気のこもりが気になる
- 換気扇の音が以前より大きくなった
- 表面掃除では改善しない
まとめ|換気扇を清掃して空気の流れをリフレッシュ
トイレのニオイ対策は、便器や床の掃除だけでは不十分です。見落とされがちな換気扇を定期的に分解清掃することで、空気の流れが回復し、湿気やニオイ問題が解消されます。
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