町田市金森東のお客様宅にて、コロナ製ルームエアコン「CSH-N2217R(2017年製)」の分解クリーニングを実施しました。設置から約7年が経過しており、定期的に使用されている中で「内部の汚れが気になる」とエアコンクリーニングのご相談をいただき、内部洗浄をご依頼いただきました。
外観は比較的綺麗に保たれていたものの、吹出口から見える送風ファンには黒カビが広範囲に付着しており、放置すると健康への悪影響も懸念される状態でした。
■ エアコン機種の詳細

- メーカー:株式会社コロナ
- 型番:CSH-N2217R
- 製造年:2017年
- 冷暖房能力:2.2kW(冷房)、2.5kW(暖房)
- 電源:100V 50/60Hz
- 冷媒:R32(GWP値675)
- 対応室外ユニット:COH-N2217R
■ 作業前の状況
外観に汚れは少なく、フィルターも比較的綺麗に保たれていましたが、吹出口からファンを見るとカビが付着しており、エアコン内部の高湿度環境で雑菌が繁殖してしまった典型的な状態でした。
また、冷房運転時にカビ臭がするということで、空気中に胞子が拡散している可能性が高く、小さなお子様や高齢のご家族がいるご家庭では特に注意が必要です。




■ 分解・高圧洗浄の流れ
こちらの機種はノーマルタイプで、お掃除ロボットなどの複雑な機構はありません。今回は、通常分解でクリーニングいたしました。以下の工程でクリーニングを行いました:
- 前面パネル・フィルター・ルーバーの取り外し
- 電装部の養生
- エアコン洗浄用洗浄剤による熱交換器・ファン・ドレンパンの高圧洗浄
- リンス洗浄
- 各パーツの洗浄、拭き上げ・乾燥後、組み直しと動作確認
分解から完了まで約1時間の作業で、エアコン内部は新品同様に生まれ変わりました。
■ 洗浄後の排水
下の写真は洗浄後に出た排水の様子です。真っ黒に濁った水には、カビ・雑菌・ホコリが溶け出しており、肉眼でも確認できるレベルの汚れが除去されました。

これほどの汚れが内部に蓄積されていたとは、見た目だけでは判断できないものです。エアコンの内部汚れは“サイレント汚染”とも言われ、放置すると健康リスクも高まります。
■ 作業後の変化
クリーニング後は以下のような改善が見られました:
- 運転開始直後のカビ臭が完全に消失
- 風量がアップし、室内の冷え方がスピーディーに
- 運転音が静かに、効率よく冷えるようになった
お客様にも大変喜んでいただけました。
■ なぜエアコン内部は汚れるのか?
エアコン内部は冷房運転中に結露→水分→カビや菌の繁殖というサイクルが発生します。以下のような条件がそろうと、汚れが加速します:
- 冷房を長時間使用している
- 窓を開けずに密閉空間で運転している
- タバコ・ペット・キッチンが近い環境
- フィルター掃除だけで内部洗浄を行っていない
特にファンの汚れはニオイの原因となり、目に見えにくいだけに定期的な分解洗浄が不可欠です。
■ CLEAN PLUS ONEでは機種を問わず対応可能
弊社「株式会社 CLEAN PLUS ONE」では、今回のようなコロナ製ルームエアコンはもちろん、ダイキン・三菱・パナソニック・日立・富士通など全メーカー対応しております。
ノーマル機種・お掃除機能付き・天井埋込型など、構造を理解したプロスタッフが安全に分解し、徹底洗浄・丁寧な組み立て・動作チェックまで行います。
対応エリア
東京都町田市を中心に、神奈川県全域・東京全域・埼玉・千葉・山梨なども対応。法人・店舗案件もご相談ください。
■ 関連リンク
■ 施工情報まとめ
地域:東京都町田市金森東
機種:コロナ製 CSH-N2217R(2017年製)
仕様:100V・ノーマルタイプ・冷媒R32
作業内容:通常分解、高圧洗浄、排水確認、動作テスト
排水状況:非常に濃い汚れを確認
作業時間:約60分
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