こんにちは!株式会社 CLEAN PLUS ONEの小野澤です。
本日の記事は、最近よく見かける「凍結洗浄機能付きエアコン」。についてになります。
「自動で内部がキレイになるなら、エアコンクリーニングいらないんじゃない?」と考えている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、凍結洗浄機能の仕組みとその効果、実際にどこまで汚れが落ちるのかについて、ハウスクリーニングのプロ目線で解説していきます。
凍結洗浄機能とは?
凍結洗浄とは、エアコン内部の熱交換器を一度凍らせて結露を発生させ、その水滴で汚れを洗い流す技術です。
冷房運転時に発生する水分を利用して、内部のホコリや軽いカビ汚れを落とす仕組みで、パナソニックや日立などの一部機種に搭載されています。
凍結洗浄機能付きエアコンの「効果」
1. 【軽いホコリや汚れには効果あり】
凍結洗浄は、水洗いでは届きにくい細かな部分まで結露の水が流れるため、軽いホコリや付着汚れの除去に効果的です。
2. 【カビの抑制効果は限定的】
内部にたまったカビの胞子や、ファンの裏側などにこびりついた黒カビまでは取り切れません。カビの根が残っていると再発もしやすいです。
3. 【手間の軽減にはつながる】
「まったく掃除しなくていい」わけではないですが、フィルター掃除や分解清掃の頻度は減るので、手間の軽減効果はあります。
4. 【ニオイや効きの改善は限定的】
長年使っていると、凍結洗浄だけでは嫌なニオイや冷暖房の効きが改善されないケースも多く、プロのクリーニングが必要です。
凍結洗浄機能付きエアコンでもクリーニングは必要?
結論から言うと、必要です。
凍結洗浄では落としきれない部分(送風ファン・ドレンパン・奥のカビ汚れなど)は、プロの高圧洗浄でしか完全に除去できません。
特にこんな症状があれば、プロのクリーニングを検討しましょう:
• エアコンの吹き出し口に黒いポツポツが見える
• 嫌なカビ臭がする
• くしゃみや咳が増えた(アレルギーっぽい症状)
【まとめ】凍結洗浄は「補助的な機能」。本格的な洗浄とは別物!
凍結洗浄機能付きエアコンは便利な機能ですが、**「エアコン内部が完全にキレイになるわけではない」**というのが実際のところです。
• 軽い汚れは取れる
• 手間は減る
• でも、ニオイ・カビ・こびりついた汚れには弱い
そんな特徴があります。
プロによる分解洗浄でスッキリ!
当社では、凍結洗浄機能付きエアコンにも対応した分解クリーニングサービスを行っています。精密機器に配慮しながら、奥まで徹底的に洗浄。
定期的なメンテナンスで、清潔・快適な空気を。
お問い合わせ・ご相談はお気軽にどうぞ!