クリーンプラスワンの小野澤です。今回は床清掃の方法についてまとめました。本当に、お掃除って奥が深く、ケースバイケースで清掃方法は全く変わりますがこの記事をご覧になった皆様の参考になれば嬉しいです。
①作業箇所、状態の確認
清掃対象箇所に異常が無いか確認、
机や椅子移動が必要な場合は、お客様に確認後、元通りに戻せる様に写真や動画で記録
床面にコンセント、水がかかってはいけない箇所が無いか確認
②除塵
掃除機掛け、モップ掛けで清掃範囲内の汚れを少しでも多く減らします。動かせなかった棚の下、隅、角も徹底的に確認します。清掃は除塵工程が最も重要なので、仕上がりを良くするために念入りに行います。
③洗剤の塗布
清掃対象箇所に洗浄剤を均等に塗布します。噴霧器で洗浄剤をまんべん無く、たっぷり塗り広げます。洗剤が足りなさそうだと思っても、残りの洗剤で何とかせずにしっかりと撒いてください。洗剤がしっかり塗れていなかった箇所は汚れ落ちが悪く、清掃後ムラの原因になります。洗い直しになるので余計に時間も掛かり、最悪です。塗り広げた洗剤が乾いてしまった場合も洗浄効果が弱まるので洗剤を追加します。
洗浄剤のつけ置き時間は床面の状態、汚れ具合や使用する資機材、洗浄剤の性能で大幅に変わるので省略します。
浸透後、次の工程に移ります。
④ポリッシャー、自洗機を使用した洗浄
洗浄剤が浸透後、ポリッシャー等の清掃資機材を使用して洗浄します。汚れや洗浄剤の残留を少しでも少なくするために、水は可能な限り多く使用します。ポリッシャーはパットが丸いので隅、カドはスプラッシュパットを使用して手で擦ります。この工程をしっかりする事で、床面の端、カドが特に汚れ、黒ずんでいて汚い床になる事を防止します。
物の移動の関係で床面を半分ずつ仕上げる場合は、区切る場所より30センチ程多めに洗浄します。
⑤汚水の回収
汚水の回収も徹底的に!隅の汚水もカッパギを使用して中央に寄せ、バキュームや水塵取りで回収します。
⑥リンス洗浄
リンス洗浄をする事で床面に残留している洗剤成分の中和、汚水等を更に少なく、汚れの再付着防止、床面のベト付きも無くなり、ワックスやコーティングの密着性も向上、耐久性もアップします。
⑤-②汚水の回収
汚水の回収も徹底的に!隅の汚水もカッパギを使用して中央に寄せ、バキュームや水塵取りで回収します。
⑦床面拭きあげ
床面に水分の残留や、汚れが残っていないかよく確認しながら丁寧に床面を拭き上げます。汚れが残っていた場合はこの段階で落とします。
⑧ワックス、コーティングの塗布
ワックス、コーティングを施行する床の場合は均等に、丁寧に塗布します。床に洗剤を垂らして塗り広げる場合、垂らした箇所が厚塗りになりやすいので注意です。(ムラの原因になります。)物の移動の関係で床面を半分ずつ仕上げる場合はワックスが重なることのない様に丁寧に塗ります。ワックスが重なると見栄えが悪くなります。
⑨ワックス、コーティングの乾燥
塗布したワックス、コーティングをしっかり乾燥します。可能であれば自然乾燥が望ましいです。扇風機や空調を使用して乾燥させる場合、埃が舞ってしまいワックス、コーティングに異物が乗り、見栄えが悪くなる可能性が高まります。
可能であれば1週間、殆どの場合そんなに待つ時間はないので一晩、数時間、数十分、なるべく乾燥時間は長く取ります。表面が乾き、歩ける様になっても完全には固まっていないので傷つき易いです。
⑩移動した物の移動
綺麗になった床面を傷つけることのない様に優しく丁寧に移動します。キャスターがついている物の移動も細心の注意をします。
⑪確認、納品
汚れ残りがないか、ワックスの穴や塗りムラが無いか、移動した物がしっかりと元にあった位置に戻っているか、破損が無いか良く確認後、納品になります。
床清掃、カーペット、椅子洗浄、消臭、除菌・エアコンクリーニング…etc清掃業務全般は、私たちクリーンプラスワンにお任せください。
株式会社 CLEAN PLUS ONE
小野澤 優樹
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